まずは気道確保・呼吸と脈の確認!

  1. 首を反らせて気道の確保
  2. 手を鼻先に当てて呼吸を見る
  3. 大腿部の内側で脈を診る
      あるいは心臓(前足を折り曲げて胸に肘があたる部分)

呼吸も脈もなければ、心肺蘇生

  1. 人工呼吸
      犬猫の鼻をくわえてこんで、空気をゆっくり1秒吹き込む2回
      空気が入っていかないなら気道に異物 ★ハイムリック方法
     
  2. 心臓マッサージ(胸骨圧迫)
      犬猫の背中側に回る。
      前足を折り曲げて胸に肘があたる部分を、圧迫
      結構早いリズム(10秒間に15回)で体の1/3沈むくらいに押す
      
  3. 5回の圧迫に人工呼吸2回 2分に1回脈を確認

    ※脈が戻り、呼吸をしだすまで心肺蘇生法を繰り返します
    ※20分が経過したら心肺蘇生法を止めます。
    ※死線期呼吸は呼吸をしているのと間違えやすい。ゆっくり痙攣するように口を動かす状態は、直ちに心臓マッサージ。

気道になんか入ってる!( ハイムリック方法 )

  1. 犬猫を上下逆さまにして、 犬猫の背中があなたの胸にくるように、犬猫のあばら骨の下で両手をつないで抱きしめる
  2. 両腕を使って、鋭く5回締め付る
    口や気道に異物がないかを確認。
    異物があれば取り除いて、さらに二回、人口呼吸。

  

参考にしたもの

・ペットの救急講習(2018/4/7 受講)
・もしもの時の『ペットの心肺蘇生法』【シェアして保存版】
・救急専門獣医師に教わる、犬猫の心臓マッサージの仕方
・TV ペットの王国ワンだランド「ペットの救急セミナー」

非常事態に見て実行するものを用意したかったので、あえて細かく書きませんでした。
参考文献も少しずつ違うので自分でこれで行こう!と思える方法を準備しておくことが大事と思います。
非常事態の時は細かいことより、思い切って行うこと。